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ブラックウォッチのテーラードジャケット

  • 堀越 雅美
  • 2023年7月17日
  • 読了時間: 3分




ブラックウォッチとは・・



ブラックウォッチとは、濃紺のベースに緑と黒のラインが入ったタータンチェックの一種です。発祥は英国ですが私達にも馴染みのある色柄なのではないでしょうか ?

後半では意外と知られていなかったブラックウォッチの歴史にも触れていきたいと思います!



今回は女性のお客様で、ブラックウォッチでお仕事用のジャケットをオーダーいただきました




♦お客様から大変嬉しいご感想をいただいています。どうもありがとうございます!

「パンツ、スカートが明るい色も暗い色も合わせやすくお気に入りです。軽いのも気に入っています。持っていない色味だったので手持ちのアイテムとのコーディネートの幅が広くなりました」



今回は裏地を背抜き、素材は夏用のメッシュタイプにしたことでより軽さが出たのではないでしょうか。Suitsmodeのウィメンズジャケットの中で、最も涼しい仕立で作らせていただきました



無地同士の組み合わせだとどうしても無難なコーディネートになりがちなのですが、このようにアイテムの中にひとつ柄物を入れると変化が出て、今回のお客様のようにコーディネートの幅が広がって服を考えるのが楽しくなりますよね♪





ウールデニムのパンツスーツと合わせた着こなしがよく似合っていらっしゃいました



スーツではないけれどきちんと見えるお仕事服



さりげなく柄物を取り入れる遊び心



今回は女性のお客様でしたがもちろん男性の方のオン&オフにも◎です!

リモートと通勤を臨機応変に使いこなすビジネスマンの皆さんに、新しい選択肢が増えているように思います






「黒い見張り番」ブラックウォッチの歴史






日本では「黒い時計」(そのままですね)と誤訳されることが多いそうですが、実は「黒い見張り番」が正しい語源になります。なんだかクールでかっこいいですよね



冒頭でもお伝えした通り、ブラックウォッチとは濃紺のベースに緑と黒のラインが入ったタータンチェックの一種です。17世紀頃に英国で起こった名誉革命において反革命勢力の動向を監視する、ハイランダー兵の独立グループの「あだ名」として使われていたのが「ブラックウォッチ」と言われています



そのハイランダー兵たちの着用していたタータンチェックがこの配色で、目立つ色を使用されることの多い通常のタータンチェックのなかでかなりダークトーンで黒く見えたため、このあだ名がつけられました



戦闘力でも大きく評価されたハイランダー兵はブラックウォッチの呼び名がそのまま残り、その後イギリス軍第42連隊の愛称となりました



そういった歴史を持ったブラックウォッチタータンは、その後現在に至るまでファッションとして受け継がれることになったのです



自分の着ている服にストーリーがある・・

大人のお洒落の醍醐味ですね♪







Dipray(伊)ブラックウォッチジャケット

77,000円(税込・有料オプション別)

※7月23日(日)までのオーダーで8月31日(木)仕上がり予定です(メンズ・ウィメンズとも)






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​日本橋サロンにて商談中。裏地選びは一番楽しい
ところですね。

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