普遍的な定番・ネイビーのブロードシャツ
- 堀越 雅美
- 2023年8月10日
- 読了時間: 2分

ネイビーのブロードシャツは普遍的な定番アイテムと言っても良いでしょう
ネイビーは知的でスタイリッシュな雰囲気を出したい時にピッタリ^^
より紺色が濃い方が高級感が出ます
オフィスカジュアルで白系のシャツをメインに着ている方は、秋の選択肢として濃いめのネイビーシャツをひとつ加えてみてはいかがでしょう♪
その場合、ジャケット又はパンツなどにひとつ明るい色を取り入れてみると清潔感のある雰囲気が出しやすくなります

ブロードって聞いたことありますか?
ブロード生地の発祥は16世紀のイギリス。目の詰まった平織り(タテ糸とヨコ糸が同じ本数で交差した生地)の生地の事をさします
身近なところでいうと礼服の時に着る無地の白シャツや多くのビジネス用のシャツなどは、ブロードが基本となっています。耐久性があり綿のなかでもハリがあってシワになりにくいので非常に重宝することの多い生地です

ブロードのいろいろ
ブロードは本来は綿ではなく羊毛(ウール)で織られた織物でしたが、近年では綿で織られたもののことを指すことが一般的になっています
珍しいところでは、この夏に弊社で扱っているシャツ生地でポリエステル100%のブロードもあります。吸湿速乾のハイブリッド素材ですので、今年のような猛暑の夏に非常に着やすく重宝しています。このように機能をプラスしたブロードも出てきています
ブロードシャツのお手入れについて

日常のお洗濯はご自宅の洗濯機で問題ありません
ただしブロードにも種類があります!
糸の太さを表す番手の数字が大きいほど糸が細くなり、しなやかで光沢感のある生地になります。例えば一般的なビジネスシャツをご自宅での洗濯機で洗うとしたら、扱いやすいのは100番手くらいまででしょう
ちなみに上記の写真の「双糸」とは単糸を2本撚り合わせて1本の糸にしたもので、風合いが良くしわになりにくいものが多いと言われています
ブロードは120番手以上くらいになってくるととてもしなやかで光沢感が出てきます
このくらいの生地は肌触りが良く柔らかいので、ご自宅でアイロン掛けされる場合は頑張ってかけてもなかなか小さなシワが取れない・・ということも多々あります。その場合はクリーニング店にお願いする方が仕上がりは良くなるでしょう
細番手の生地はあまり頻繁に着用すると傷みも早くなります。そういったデリケートなシャツは大事な日に時々着るように心がけて、クリーニングに出す際はワンランク上のコースで出すのがおすすめです